拡張された社会学の全体像は、現在のところ標準テキストで把握することができる。これはFulcher and Scott(2007)の目次である。第3版のもの。
第1部 社会学的に考える──理論と方法
01 社会学とは何か
02 理論と理論化
03 方法と調査
第2部 社会的アイデンティティ
04 社会化・アイデンティティ・相互作用
05 性・ジェンダー・セクシュアリティ
06 人種的・民族的アイデンティティ
07 犯罪と逸脱
08 身体・健康・医療
第3部 文化・知識・信念
09 教育
10 コミュニケーションとメディア
11 宗教・信念・意味
第4部 社会組織と統制
12 家族とライフコース
13 都市とコミュニティ
14 組織・管理・統制
15 国家・社会政策・福祉
16 グローバリゼーション
第5部 生産・不平等・社会的分割
17 労働・雇用・レジャー
18 不平等・貧困・富
19 階層・階級・身分
20 権力・分割・抵抗
https://books.google.co.jp/books/about/Sociology.html…
読書ノート始めます
現在進行中の研究計画で使用する予定の文献レビューを始めます。読書ノートのようなものになる予定です。できることなら週刊誌に連載するように、ひとまとまりの文献について1週間でメモしていきたい。積ん読している文献を読みながら研究計画における役割を確定していく予定です。レーニンの哲学ノー...
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これはいったいどこに書いたのだろう? 長岡克行さんの研究書を読んだときのメモ。参考までに転記しておく。 投稿者 野村一夫 日時 2008年7月10日 (木) 10:21 01社会学の領域 | 個別ページ 2008年6月22日 (日) 社会システムの三類型に関するルーマン ルーマ...
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サッチャー発言の波紋。2008年8月23日 (土) 社会など存在しない(サッチャー) オルブロウ(Albrow 1999=2001:85-86)は、イギリスの元首相マーガレット・サッチャーの「社会など存在しない」という発言が論争を引き起こし、人びとが社会とは何かを考えるようにな...
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センプルン『人間という仕事』読了。副題は「フッサール、ブロック、オーウェルと抵抗のモラル」である。いったいどんな共通点があるのかと思ったが、三者がそれぞれの場所で1930年代のヨーロッパの危機に直面してどのような精神で抵抗したかについての講演であった。しかし実際には三者だけでなく...